2011年3月1日火曜日

バイオ医薬品とは

バイオ医薬品とは

ヒトが体内に持つ成分を応用した医薬品の総称。遺伝子組み換え技術や細胞の培養など、最新のバイオ技術を使ってつくる。異物を排除するヒトの免疫機能を応用した抗体医薬品が代表的で、がんや関節リウマチの治療薬が実用化されている。抗体医薬品は標的の異物にだけ作用して正常な細胞を傷つけないため、副作用が少ないのが特徴だ。

化学合成で作り出す従来型の低分子医薬品は技術の成熟化が進み、画期的な薬を生み出しにくい。

2011年2月28日 日本経済新聞